材料難、揉み合い相場で新たな布石。

こんばんは。

未だ寒さ和らがぬ昨今ですが、世間では梅や河津桜等が、ようやく春の兆しを垣間見せてくれる様になってきました。


一方、マーケットは一時前の下落を一旦落ち着かせ、方向感乏しい展開を見せています。

下落に歯止めを架けたのは、ドイチェ銀行の債券買い取り、及び原油の減産協定の実現感でしょう。


まずドイチェ銀行は、VWの再生融資やマイナス金利の影響で、基盤資本増強の為に発行した債券の利払いが滞ると懸念されていたものの、先日、債券自体を買い戻すという豪気さを見せました。

原油に関しては、OPECで供給引き締めの為、減産方向に動き出したという報道が成されました。


後者に関しては、未だ不安定極まりない状況であり、一時期大きく戻した原油先物価格も、30ドル上にあるものの、軟調気味に推移しており、これによりマーケット全体が影響されています。

今週は週末のG20までは特に目立った材料が無いのですが、日本の金利がマイナスになっている事により、常時円高基調が進行しています。


特にユーロはこちらも緩和観測、及び英国のEU離脱懸念から下落を続けています。

同時に上記の事柄から、ポンドも軟調地合いに拍車を掛け、System5ピポッドゾーンで使用されるポンドドルが急降下を始めています。


元々、一旦の戻りで25日線を上に乖離していた為、逆張りショート設定であれば、System5は25日線との収縮が完了している事から鑑みても、比較的短時間で利益を確定出来ているでしょう。

ピポッドゾーンは反落ポイントの何処から設定されるかによりますが、戻りから現在の下落を追随すれば、直近下値も割り込んでいる為、何日かに渡って利益が取れそうですが、反転時には一日は損切りが発生する可能性も考えられます。


そこはSystem5で上手くカバー出来れば良いのですが・・・



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