国民投票によって定めた駄々っ子国の主張は・・やはりおねだりだった!!
日曜日、世界が注目するギリシャの財政緊縮を問う国民投票がありました。
先週まで賛成派優勢だったのがチプラス首相の必死の頑張り(?)により拮抗からの大逆転!
蓋を開ければ、反対派6割強というサプライズ。
こういう事が週末に起こってくれると、明けの相場が気になって寝付きが悪くなります。
案の定、月曜日の株価は日通しで500円超えの下げ。
為替も円急騰となりました。
この様な急変相場は、FXブレイクのSystem5が反応する地合いです。
仕事帰りの電車の中で画面を覗くと、やはりしっかり獲っています。
相変わらず地味ではありますが・・w
まあ手法プログラムがシンプルなので、観ていない時でも「恐らくこう反応するだろう・・」というイメージを湧かす事が出来るのは安心です。
複雑難解なプログラムなものだと、こういう地合いではどう動くんだろう・・という不安感から、他の事が手につかなくなる等、精神衛生上良くありませんからね。
それにしてもギリシャは今後、国民投票で得た「緊縮反対」という民意を盾に、EUに対してより強気な交渉を展開していくのでしょう。
反対派の中には「債務を全てカットしろ!」等というぶっとんだ声もある様です。
これが交渉を有利に運ぶ為の策略(と呼ぶにはあまりにもお粗末ですが・・)であるとしても、債権者からしたら何様のつもりだ?という話だと思います。
いわゆる逆ギレ交渉ですねw
他のEU連合国も、ドイツに丸投げ感もあり、メルケル首相はロクでもない駄々っ子を抱えたものです。
同情します。
さらに立て続けに南欧諸国が国政選挙を控えており、これ等の国々にも緊縮と反緊縮の両派が存在します。
南欧の国々は、国民性が比較的大らか(良くも悪くも)という事もあり、こと財政面では決して堅全とは言い難い部分があります。
今回のEU連合とギリシャのやり取りの行く末は、今後のEUのスタイルを創る前例と成り得る筈です。
ギリシャの件は、世界経済に対する影響力は無い、と言う声もよく聞きますが、それだけを観ての発言であれば、軽視し過ぎではないかと私個人的には思うところであります。
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