EU のギリシャに対する債務支払い延期拒否


先週末のEU ギリシャに対する債務支払い延期拒否のニュースが発信されてから、本日が初めての開場。

案の定ユーロを初めとした通貨が大なり小なり窓を開けてオープンする展開に・・


そう、こういう展開時がトレードシステムの力量を計る絶好の機会となります。

昨今トレードシステムは星の数程存在していますが、それでも大まかにレンジに強いものと、トレンド発生時に強いものに別れます。


勿論、地合いによって切り替えるものも多数ありますが、なかなかブレイク時の切り替えの設定判断は難しい様です。(今は高速取引システムもあるので、ブレイク戻しも多いですね。)


こんな日に、自分が観ているシステムがどの様に適応しているのかと画面を覗くのは、期待と不安の入り混じる、刺激的な時間となります。

取り敢えず仕事の合間に見た本日の東京時間の地合いは冒頭のとおり、大半の通貨が低リスク通貨に対して大きく窓開け、その後はゆっくり戻したり、再度下落したりという様相でした。

対するFX BREAKEAはというと・・・窓開け後にエントリー・・

まあMAとこれだけ乖離したのですから、ロジックからしてそうでしょう。

その後相場は緩やかに戻り、MA到達で利食い・・

ワンポジのみ・・

取り敢えず仕事の合間に私が見た限りではそれだけ・・・


無難過ぎないか?・・と最初は思いもしましたが、仕事でチャートを観てられない私には、これが良いかも・・と思ってきました。

そういえば、システムを使っている友人達は、アグレッシブなものを使っていると、気になって本業が手につかないなんて事をよく言ってた事を思い出しました。


明日はついにギリシャの債務期限。(相場に現反映されるのは明日でしょうが・・)

下手すりゃ会社を休んで相場に挑もうとも考え兼ねません。

でも月末、月初だし、それはマズイので、ここはFX BREAKを信じてみる事にします。

それにしても、ギリシャってIMFEUから民間に対する増税、社会保障削減を迫られたのに、国としてのプライドを尊重し、突っぱねていました。

債務者として決して良い態度ではないし、汚職国家という一面もあります。

でも、特に現在の日本とは違う気概を持った国家だな、と思ってしまいました。


まあ今回はもしかして・・ですが、ギリシャ問題は毎回引っ張って最後ドイツをはじめとしたEUが折れる・・という構図を繰り返してきていますが、これは回復見込みの無い患者の延命措置だという事は、世界中が解っている事です。


昨今の日本相場の底堅さも入り混じっている事もあり、今回こそ・・があるかもしれないXデーが、マーケットにどんな影響を及ぼすかが見物です。



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