死に物狂いの華、巻き込まれの豪
昨今、比較的堅調を維持し続ける主要通貨の中で、豪ドルだけが冴えない地合いとなっています。
要因として、中国経済の陰りが大きく影響している事は間違い無いでしょう。
ここ十数年に及ぶ中国の飛躍を支えていたものの一つに、オーストラリアの資源があります。
オーストラリアには、鉱、炭、油と発展には必須な資源が豊富に存在しており、中国の発展の為に、それらを大量に輸出していた為、豪ドルは主要国の中では高金利な事も手伝って、人気の通貨として君臨していました。
しかし、大得意先である中国の成長が足踏みすると、必然的に仕入先であるオーストラリアの売上も足踏みする事にもなります。
こういった関係性から、上海総合指数が特に下落時には、豪ドル(特にクロス円)もは同じ様な動きをする傾向があります。
実際、先月からの上海総合指数の急落に豪ドル円も共鳴する様に急落し、その後、上海総合指数が200日線の水準でサポートされだすと、豪ドル円も89.50辺りでダブルボトムを形成して底堅くなってきています。
こういった相場では、system5は強さを発揮します。
ここ三ヶ月程、静と動が入り乱れる相場だと感じますが、system5は平均線の乖離が起きる事によって発動するので、動の相場はチャンスとなります。
無理な話ですが、動ばかりの相場(荒れっ放しの相場)ばかりだったら常時利益が出続けるのに・・なんて馬鹿な事を考えたりもします。(笑)
ただ本日、初動期からのパフォーマンスのグラフを観て、ある事に気が付きました。
グラフは大幅ではありませんが、綺麗に右肩上がりのラインを形成しており、ブレが殆ど無いという事です。
相場の静と動、つまり揉み合いと動きだしは、ある程度のサイクルが存在していると言われていますが、このグラフから考察すると、system5が起動する相場が、規則的に発生しているという事になります。
相場のサイクルの存在を、system5のパフォーマンスが実証している様で、少々興奮を覚えました。
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