拭えぬ不安、顕著な下げ二段。

こんにちは。

夏の暑さが和らぎ、多湿ながらも若干過ごしやすくなっていたここ数日・・・


先週前半まで急落していたマーケットの反発に便乗し、買い持ちしている参加者が大勢いる模様です。


しかし本日は、そんな湿度の中で気温が上昇し、まるでスチームサウナに服を着て入っている様な不快さを感じる日となりました。


不快な思いは、買い持ちしている市場参加者達にも襲い掛かった様です。

今朝は、昨夜のニューヨークのマイナスクローズを引き継ぎ、日経平均株価もマイナスでスタート。


その後、AM10:00に中国のPMIが発表され、結果は市場予想通りとなりました。

しかし、心理的節目の50を下回っているという事で、先物に段階的に売り込まれ・・・



連動して為替でも、海外勢の買い持ち玉調整や、低リスク通貨への避難が始まり、ドル円は120円を割り込む事となりました。


さらに、確報ではないものの、先日より一部で報道されていた、中国株の下落操作をした筋や、売り込みを煽る様な報道をしたジャーナリストが逮捕されたという件を仕上げるかの様に、英国大手のマンヘッジファンドの現地会長が拘束された等という報道が成されました。

これも、アジア株の下げに拍車を掛けたとされています。


しかしよく観ると、上海総合指数の下落幅は、一時-200Pに迫ったものの、その後はやや戻し、-100Pを切っています。


なのに日経先物はどんどん売り込まれ、結局日経平均株価は、-700円超で引け、その後、先物も18000円を割り込んできています。

中国発なのに日本が独歩的に売り込まれるのは何故か・・・


やはり、まだまだ高値水準にある日本株の再度の売り玉消化、そして二段目の下落の意識からでしょう。

後者はチャートを観れば一目瞭然です。

波動理論では、下げ相場は二段階で起こるのがセオリーとされています。


先週前半まで、下げの激しさ故、失念してしまっている方も大勢いたと考えられますが、日経平均は


下落後の戻り→一目均衡表の転換線で上値を抑えられ→急落手前の安値(ダブルトップのネックライン)を着けてから、本日26日目で反落

という流れを辿っています。


これをN波動で計算すると、15000円台半ばまで下落する事になります。

本当にそこまでいくかは判りませんが、既に、15500円、15000円のプットが大量に入ってきている模様です。


また、ドル円チャートにも、日経平均と同じ様な形状が見られます。

System5は、比較的ストレート通貨に傾倒する面があるので、MAとの収縮に時間の掛かる大相場では、無難な選択をすると思えます。


ただし、通貨同士の相関関係上、ストレート通貨にも急相場は当然波及してきますので、そこでどう立ち回るかが、システムの制度として問われるところだと私は考えます。


先週までの急相場では、たしかに損切りしたポジションも複数ありましたが、収束幅も大きかった為、なんとか利益を採れていたと見受けられました。


もし、次の急落が起こった際に、また同じ様にトータルリターンを獲得する事が出来るならば、それは何とか、ではなく安定的に獲得していたという確証が高まります。


それは同時に、私のSystem5への信頼度が、より高まる事となるのでしょう。




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