緩和流、あちこちで発生する自国安売り。
もう10月も終わるというのに、世間ではいつまでも暖かい日が続いています。
今年は例年に比べて、殆どの地域が温暖らしく、半ば異様な状態が続いています。
マーケットの異様は今に始まったわけでもありませんが、先週末はかの国がまた金融緩和を刊行しました。
ですので昨夜の欧州、米国の株価はグングン上がり、本日の日本の株価も同様でした。
ただし、日経平均は寄り付き時点で跳ね上がるも、今週は日米の金融政策会合が控えている事もあり、上げ幅を縮小。
また、19200円手前には70日線と200日線が交差し同時に雲の上限、更には直近高値という上値が重くなる要素がいくつも重なっています。
為替市場でも中国に引き続き、日本と欧州でも緩和観測が蔓延している事に反し、米国が利上げを示唆している事から、米ドルも先週末から買われ易さに拍車が掛かっていました。
逆にユーロ円は先週中頃辺りからは、300PIPSも下げた事になります。
ただ、週末の独の経済指標は強弱が入り乱れ、70PIPSの間で瞬間的な行ったり来たりが起こっていました。
約定力の強いプラットフォームを使用しているスキャルパーにとっては喜ばしい地合いだった事でしょう。
最近、機動させているEAはピポッドを採用しているのですが、流石にこんな瞬間的に形成されるレンジでは機能しないだろうと思います。
ただし今週の様にイベントを盛り沢山に控えている相場ではレンジを形成し易い為、ボラティリティは小さいながらも、その期間にチャンスが多く発生する事、そしてイベント時は、どんな結果でもブレイクは起こり得ると考察出来るので、否応なしに期待をしてしまいます。
何にしても、今回の新しいシステムの性質上、今週は性能を計るのに良い地合いとなるのではないでしょうか。
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