イベントウィーク、薄商いの中立ちはだかる大きな壁。

こんばんは。

世間はいよいよ冬の色を帯びてきて、寒さが身に染みる様になってきました。


マーケットもここ数日、特段の材料が無い上に、今週は後半にECB理事会と米雇用統計を控えている為か、うすら寒い地合いが続いています。


特に日経平均株価は、先週より20000円の壁を突破出来ず、膠着状態となっています。

本日はドル円が上がっているのに日経平均株価が下がっているのは何故?等という質問を幾つか頂きました。


たしかにドル円と日経平均株価は同調し易い傾向はあります。


主に海外勢が円で借りた資金をドルに替えて先物を裁定狙いで買う。=ドル円が上がる。


先物と平均株価の乖離を起こしたところで、今度は収縮させる為に海外勢を筆頭にETFやETNを買う。→ドル円+日経平均株価が上がる。


③リスクオン相場になる為、個別株等にも買いが入り、特にドル円が上昇している事で輸出企業に買いが入る。→日経平均株価が上がる。


リスクオンで全体相場が沸き立つ時は、この様なメカニズムが働いている事が多く見受けられます。


ただし昨今は、利上げ観測が渦巻いている米ドルは、上記要因に関係なく他の通貨に対して買われ易くなっています。


特に本日は、今週木曜日のECB理事会で利上げ観測が再燃した事もあり、ユーロ売り、米ドル買いが起こりっていました。


ピボットFXでは、ポンドドルが多様されます。

暫くは米ドルが強いという観測は否めない気がしますが、英ポンドもユーロや円等の他の主要通貨と比較すると強めです。


ピボットFXはブレイク時を専門とする為、トリガーが弾かれた時にだけ発動するという事は、たしかに妥当なのかもしれません。


他のストレートペアよりは利確、損切りのラインはシビアになるとは思いますが、損失圧縮は基本ですからね。



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