材料出揃い、米国出陣へのカウントダウン


こんばんは。

先週後半は、マーケットが沸き立っていたにも関わらず、多忙であった為、ブログの更新が遅れてしまいました。

ですので、先週まで振り返ってみたいと思います。

まず木曜日、ECBの理事会は、市場の緩和観測が高まる中、内容は総じて消極的であった為、株価は下落し、米ドルをはじめとした各通貨も下落。

一時的にユーロが巻き返す展開となりました。

そして金曜日、注目高まる米雇用統計は、雇用者数が前月比21万人という大きな改善を見せました。

これにて、米国景気の底堅さが確認された様で、いよいよ利上げへの現実味が高みに到達し、14日のFOMCは最注目イベントと位置づけられています。

もしも、ここまで引っ張ってきて、もし今回も利上げを見送る様な事となったらどうなるのか?

今一想像し難いところですが、個人的には、もしかすると相場のセオリーが効かない動きをする事も考えられます。

基本的には利上げをした直後は、その国の通貨は強くなり、株式市場は弱くなる事が道理ですが、今回は長い低金利時代を打ち破る大事な一歩になるという期待も蔓延しています。

下がるが道理の株式市場も、結局は利上げで一旦は資金の流入量が締め付けられるも、やはり土台の景気が一つ良くなると判断されるのですから、当局の手入れが無くても、投資家が活況着く為、マーケットも活性するでしょう。

このケースは、過去の利上げ時からも幾つも見受けられます。

しかし、今回の利上げを見送ったとなると、本来資金の締め付けを免れて上昇する筈の株式相場も、全体の景気が加速しないという失望感から、逃げていく投資家も少なくないのではないかと個人的には考えています。

通貨に関しては言うまでもないですが、ただ株式相場と違う事は、それぞれがペアですので、必ず対比が発生します。

それがFXでの利益の源となるので、どの様に卒無く獲得していくかが問われます。

ピボット等は、特に値が動かなければ何も無く、発動すれば大小に関わらず、利益に成り易い手法ではあると思います。


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